【子供クライミング教室】in クライミングジム十勝
昨日は、予定していたアヨロボルダーのクライミング教室が悪天候のためクライミングジム十勝で開催されました。
今回も貸し切りでやらせていただきました。
殆どのテープ課題が僕の設定なもんで、ある意味いつも登っている系のだから得意なのでは・・・
と思ったけど、超苦戦していました。
どんころウォールには無い様々な傾斜形状の壁、慣れも必要なようです。
それと、普段、VOCK木製クライミングホールドに慣れてしまっているので「手が痛い」との事でした。(←営業トーク入りました。でもホントなのです)んまー岩場に行けばもっと痛いわけで、それも慣れるしか無いねー。
窮屈なシューズで足が痛く、フリクションのあるホールドやエッジの効いたホールドで指が痛い。しかし、その先には・・・というスポーツであります。
「代償を払ってでも掴み取りたいものがある」というハングリー精神を育んで貰えればいいかな!?
今回はお父さんお母さんを含めたくさんの参加者に集まっていただきました。
昨年度末、進学や引っ越しなどで生徒が半分以上流出し、過半数の新しい子供達を受け入れ新生クライミング教室として始まりました。一時は「どうなるものやら」と思ったけれど、一年の間にすっかり皆クライマーの顔つきになりましたよ。
願わくば、核心で雄叫びを上げるような猛者の出現を期待してるぜ。頑張れゆっくクライミング教室キッズ!!
【表札】英さん
3月は別れの季節。先日、元クライミング教室の生徒の子が進学を機に引っ越すとの事で挨拶をしに来てくれました。
寂しくなるね~。
その子にとっては新しい生活が始まります。楽しい日々が訪れるでしょう!
さて、そんな季節の代わりに目に表札のお仕事をいただきました。
こちらも4月から新天地で新しい生活を始めるそうです。
その方が
英さん。
僕は知り合いの方だったので分かりましたが、「えい」さんではないですよ。「はなぶさ」さんです。
別角度。
ベースはウォールナット
文字は楓。
側面のラインは樺。デザインと反り止めを兼ねて入れてみました。
石は
グレータイガーアイ。もちろん回ります。
そして、
入れ替え可能です。
ワクワクするような生活が始まりますように!!
【開拓】七福岩
占冠村の地図に載っていない(国土地理院の地図にも岩マーク無し)岩、七福岩に遂にたどり着きました!!
どーん!!
ちょっと登ってみた。やったーっ!!
では順を追って報告致します。
ボルダーマットを背負い、スノーシューを持って
見上げるのは
この辺。
言われてみれば岩があるような~、無いような~。
雪原を抜け
踏み入った山の中は
熊の引っかき傷に覆われた樹木の森。ちなみに木に山葡萄のツタが絡んでおり、熊は山葡萄を食べるために登るんだって。
そんな山の中にも幾何学的人工物。
送電線までやって来た。
かと思えば自然の奇妙な造形ウバユリ。
ちょっと触れると種が溢れ落ちてきます。
雪面の種は可愛らしい。
などなど、自然を楽しみつつ・・・三時間弱。
七福岩に到着。
とにかく
思ってたより全然でかい。
例えば
これに人が立つと
高っ!!
更に言うと、積雪が150センチ前後あるので雪解けで下地が出ればもっと高い。
これなんかも
やばーい!!
あ、でもこれはナチュラルプロテクションで登れそうでした。
とはいえ、探せば許容範囲のものも(写真じゃ分かりにくいけど)
初心者向け?
フェイス
ちょっとハング
なんか面白そう?
フェイス
いい感じのハング?
全体的に強傾斜のものはなく、そんなに難しいタイプの岩場ではなさそう。
っても、正直積雪が150センチ前後あるので解けて全貌が現れなければよく分からないという感じ。
それと雪が解けないと下地の状態もよく分からないけれど、基本的に酷い斜面だったりはしない。
「ロープに短しボルダーに高し」な感じは拭えないけれど、雪解けを待って改めて可能性を探ぐるだけの価値はあると思いました。なにせ、その昔小学生の遠足コースの目的地だっただけの事はある良い場所なんだわ。
ちなみに、今回は3時間弱かけて来ていますが、雪が溶けて林道が使えるとアプローチは10分弱だと思われ。
場所は、とりあえずまだ内緒です。機が熟したらお伝えしたいです。
何はともあれ雪よ、早く解けてくれ~!!
5月後半頃にまた来てみようと思います。
案内してくださったY氏にBIG感謝です!!
ちなみに最初の写真の課題らしき。小ハング超えが核心。
その前に掃除ですなー。途中までだけど、3級くらいの感じがした。
しっかし今日はマットを背負って長い時間歩いたから肩いたーい。
【ハリボテ】セルリアンブルーのハリボテ
最近、注文をいただきハリボテ作っているんです。
ハリボテを作っていると頭がギュ~ンとなります。主に角度合わせの戦い。僕は苦手なんだよ、数学的な事。
ギュンギュンしながらとりあえず3つ。
この手前のハリボテ、広い面の接地面のカットが30°くらい。こういう丸鋸非対応の角度を出すのが大変なのですよ。
そして指定色を塗ります。
この色、わかりますか!?
そう、この色はセルリアンブルーですよ!!
セルリアンブルーにピンときと人はプロレスファンでしょ~。
セルリアンブルーと言ったら新日本プロレスのマットの色。長いことプロレスを見ている人には耳馴染みのある色なのでした。
あの視聴者の目に優しいマットと同じ色なんだなぁ~。壁面でも闘いの舞台の色となるわけです、ね。・・・感慨深い。
今回は爪ナットに関して
ネジでしっかり押さえてみました。
壁面の爪ナットの脱落は裏に回って修正可能な場合があるけれど、ハリボテの場合、ハリボテ内に爪ナットが脱落すると面倒くさいのです。長く使えるようにと思い、脱落防止および空回り防止の手間を掛けてみました。
さて、ロゴも入れて
とりあえず3つ出来ました。
さらに5個作ります。これらのハリボテは全てクライミングジム十勝にて来月設置される予定です。現代っぽい壁作りをするらしいですよ。楽しみだね。
【有珠ボルダー】初有珠
先週末に初有珠ボルダーにいってきました、よ。
この人に「俺を連れて行け~」とワガママ言ってみたら迎えに来てくれた。
聖人です。
この岩には弥勒と阿弥陀と言う課題があって弥勒が初段、阿弥陀が二段。弥勒はすぐ出来て、阿弥陀は最初いい感じだったけど、登れば登るだけ到達高度が下がるヨレ敗け課題でした。ちなみに写真のラインは阿弥陀です。
そうそうに諦めて人が集まっているという噂の栗岩に。
申し合わせるでもなく半分以上は知っている人。
クライミングあるある&安堵ですね。
で、楽しくなっちゃってもうカメラを放棄してもう写真がありません。
〈イーガー〉だかと〈クーリー〉だかと〈栗ご飯〉を登りました。課題名は聞いただけなので多分です。
いよいよ北海道にも岩の季節が来たようですな。
そして
そして
そして
遂に今週末、伝説の七福岩探訪なのです!!
誰も知らないと思いますが、占冠村にその昔、遠足コースとして七福岩コースというのがあったのです。現在は誰も行かないので知る人ぞ知る岩に成り果てており、その姿は謎に包まれています。
僕は、この岩を探し数年、数回に渡り山を徘徊したのですが発見に至らず。(この頃から僕の中で『伝説』の冠が付き始める)
で、遂に行った事がある人に連れて行ってもらえることになったのです。
果たして、七福岩とはどんな岩なのか。ボルダリングに適しているのかいないのか!?
確認してまいるのでお楽しみに~。
【再発売】キャンパスラング60センチ1本販売
へい、VOCKの玄関とこに設置した一本キャンパスラングです。
ここを通る時は懸垂10回です。
出来ないと・・・なんかVOCK商品を買うまで監禁されるとかされないとかの都市伝説。否、僻地伝説。
というわけで
こんな感じで、下が抜けているところに設置すれば恐怖の関所として使えます。
うそうそ、トレーニングをして~。
そもそも、家の中でちょっとした取っ掛かりがあればどこでも出来るんですが・・・
指に優しくしたいじゃない。皮がヨレる厳しさは無駄だもんね。
トレーニングというダルい日課を少しでも頑張る為には少しハードルを下げたらいいんでない。
キャンパスラング60センチ一本販売分がたくさん出来ました。
それと1セットのみですが、40センチ4本セットもあるよ。
こちらは垂壁用でありません。110°~120°程度の前傾壁に設置して下さいませ。ちなみに横移動なら垂壁でいいよ。
売り場→こちら
【キャンパスラング】炎の体育会TVに・・・
重箱の隅をつつくような話ですがお聞きくださいまし。
本日放送の炎の体育会TVを視聴されましたでしょうか?
クライマーの女性が二本指懸垂のデモンストレーションをしたんです。
全然わからなかったでしょうが
懸垂に使われていたのが何気にVOCKのキャンパスラングだったという重箱の隅ツンツクツクツン。
番組の壁の中で
ひっそりここに線のようたたずんでおるのがお分かりいただけるでしょうか!?
針小棒大、これからは「炎の体育会TVでも採用されちゃってさ~」と言いふらそうと思っているので、この番組を視聴された方は分からない程度にひっそりとであった事は内密に願いたいと思います~。
何はともあれ、トップ選手たちの牽引でクライミングがどんどんメジャーになっていくね。
で、その話題沸騰の煮えたぎり吹きこぼれのVOCKキャンパスラングは10日前に品出ししたにも関わらず、現在SOLD OUT。入手困難!!
というわけで
早くも作ってるよ~。
60センチの一本販売分と
40センチ4本セットというのを1セット作ってみました。
来週にネットショップにアップロードさせていただきます。
【比較対象】VOCKサイコロ
クライミングホールドの大きさの比較対象に悩んでおりました。
最近はビレイ器のルベルソ4を置いてみてたんですけど、先日お問合わせで、「比較対象の大きさがわからない」とごもっともな質問をクライマーではない方より頂いてしまいました。
今までカラビナ・クイックドロー・CD・テニスボール・定規・文庫本などなど置いてみたけれど・・・。
カラビナ:何気に色んなサイズがある
クイックドロー:流石にでかくて邪魔
CD:カラスよけ!?
テニスボール:スポーツ間違ってる
定規:味気ないのと意外と分かりやすくない
文庫本:本の個性を消すために表紙を裏返したら目立たなかった
そんなわけでついにはビレイ器に辿り着いてしまったんですけど、ボルダラーとクライマーじゃない人には伝わりにくい。
一番分かりやすいのは結局タバコの箱だったりするのだけど、僕はタバコを吸わないので抵抗がある。
というわけで、この度、じゃあ作ろう!!と思ったのです。
ほい
木でサイコロ作った。
商品のページに
このように紹介しております。
これでスゴロクしたい。
【子供クライミング教室】ちょこっとフォトギャラリー
毎週水曜・木曜と夜な夜な開催している子供クライミングも月末のアヨロボルダーを残しどんころウォールでの活動は今年度最後になりました。
4月からは壁のリニューアル予定なので、登れていない課題に馳せる子供達の思いもひとしお。そんな昨晩の頑張りの様子を写真に収めてまいりました。
みなそれぞれに成長を実感していることでしょう。
中でも写真を撮っていて「様になっているなぁ~」と関心したのはこの子。
4月でクライミング歴1年なのにムーブに対する理解が深い。
そしてムーブが出来ているとやはり被写体として美しい。
改めて4月からはムーブ強化特訓だわ!!ふがふがっ!!!!