【ゆっく】幼児クライミング体験会
今日は南富良野町の総合スポーツクラブ【ゆっく】の企画の一つとして小学生未満を対象にしたクライミング体験会が催されました。
注意点の説明。
ゴールがこの低さという幼児向け課題設定をしました。
ボディーハーネスを着用できる子供達はロープも体験。
登っていないのに先生がどんどん薄着になっていきます。忙しなく動き回っているからです。
スポットを超えた愛のスポット多用。
全ては今日の子供達の笑顔の為に!!
こうして、本日、八人の新たなクライマーが誕生致しました。
体験会の最中、「ああやれ、こうやれ」と口出しする僕に子供から「じゃあ登ってみてよ」のごもっともな一言。
トップアウトしてみせたら大喜び。そしたら筋肉を見せてくれと懇願。ムキッとやったら大歓喜。
子供A「かんたろー君すごい!!」
子供B「違うだろ、勘太郎さんだろ」
子供A「勘太郎さん」子供B「勘太郎さん」子供C「勘太郎さん」子供D「勘太郎さん」子供E「勘太郎さん」
かんたろー君から勘太郎さんへ、あまりに分かりやすく格上げされた瞬間が面白かった。
【課題設定】マイナーチェンジ その1
昨日はクライミングジム十勝にテープ課題リフレッシュセットに行ってきました。
最初はオーナーとテープはがし。
ジムへの道すがら、「爪を切ってくるのを忘れた」と思っていたけれど忘れてて正解。テープ剥がせなくなるとこだった。
テープ剥がしが終わると
こんな感じ。みんなの思い出を身に纏った思い・・・です。
それから、ひたすらホールド回し。
先にお伝えしてあった通り、マイナーチェンジなのでホールドを全部外して洗って付け替えるという大仕事はせず、基本的にホールドの位置は同じ。ボルトオンホールドの角度を変えてテープ課題を一新するのが今回の課題セット。
点線の中ホールドが回りました。ジブスは変えてないです。
ビフォーアフターはこんな感じ。
間違え探しみたい。
二日間の猶予を頂いていましたが、なんとか一日で終えることが出来ました。ホッ。
ハリボテホールドに更にホールドが付けられたのと、ボルトオンホールドは9割方角度が変わりました。
設定は2級~7級各3本。本日の営業より登れま~す!
来月はこの壁の右側の一部をマイナーチェンジ予定です。
マイナーチェンジで繋ぎつつ、春にはメジャーチェンジ予定だそうです。まずまず、冬の間はちょこっと変わった事を楽しんでお過ごし下さいませ。春には無くなる短命課題。そう思うと燃える!?
【ご注文】ガッツウォールキャンパスラング
旭川のクライミングジム【ガッツウォール】様よりの依頼でキャンパスラングを作らせていただきました。
VOCKのネットショップでは設置の容易な垂壁用キャンパスラングを販売しておりますが、今回はジムなので120度のキャンパスラング用の壁でインカットしていてギリギリ持てるくらいのモノとのご依頼をいただきました。
いろいろ考えた結果、垂壁用キャンパスラングの一段目をちょっと悪くしたような感じで作らせていただきました。
一応実験のため120度の傾斜を作り、設置。
ぶら下がりや懸垂は出来るけど、僕的にはダブルダイノはキツイっぽい。二本目がないので試してないけど。
かなりツヨツヨクライマー向けではないかと思います。
ガッツ君(オーナー)がやるんだろう、ね。ガッツウォールに行った際にはお試しあれ!
【クライミングジム十勝】テープ課題リニューアル予定のお知らせ
相変わらずホールド作りに邁進していおります。
すると、ついにアレがやって来ました。
そうです、腱鞘炎の気配です。何年もこの症状と付き合っているのでドラゴンボールの人達にようにスカウターが無くても分かります。
「この気は・・・腱鞘炎が近くまで来てる!!」
僕の腱鞘炎は親指の疲れから来ているらしい。整骨院の先生聞いた。
なので親指ストレッチを中心に手首周りを入念にストレッチしつつ休憩。それで本格的な腱鞘炎に至らずに治るのです。
実は今腱鞘炎になってはいけない理由がある。来週の月曜・火曜でクライミングジム十勝のテープ課題をリニューアルをやります。
ホールド替えではありません。ジム内の一部分、受付正面の壁と言ったら分かるでしょうか?のテープ課題を一新します。基本的にホールド移動はあまりせず、角度を変えたりしてアレンジする予定です。どうぞお楽しみに!!
【クライミングホールド】柿渋塗装
今日は柿渋塗装です。
(塗装前)
柿渋塗装には防腐、防水、防虫、強化の効果があるのです。
柿渋って発酵モノなんですよ~。酵母に醸されて出来た塗料なのです。
ここ北海道にはほとんど柿の木がありません。オマケに竹林も瓦屋根も無い。(柿と竹は道南の方にあるらしいと聞いた)
それらが日本の情緒的風景に欠かせないんだと分かったのはこっちに来てからの事。
ちなみに柿渋の製造元は京都のに多いよう。VOCKで使用している柿渋も京都から取り寄せています。日本的情緒の象徴的な場所ですね、京都は。
今月はこの塗装が第一弾で、更に作りためて第二弾の塗装を終えたらセットを組みたいと思います。
【スローホールド】VOCK的スローライフとはなんぞや?
日々ホールド作りをしておるよ~。
先日、テレビでタレントさんがスローライフ批判発言をしていたとの記事を拝見したのだけど、それがある勘違いに起因していると思えるのです。
ちなみにこの記事(マイナビニュースより抜粋)です↓
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(53)が、30日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00〜11:15)で、大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕された元女優・高樹沙耶容疑者(53)を痛烈に批判した。
松本は、高樹容疑者の逮捕に苦言を呈しながら、自然と調和しながらゆったりと過ごして生活の質を高めようとする「スローライフ」を追求していたことにも言及。眉間にしわを寄せて「この考え方、腹立てへん?」と投げかけ、「結局、車乗ったり、家電使ったりしてるやんけ。みんながそうなったら、誰が車や家電作るねん」「スローに生きていけるわけないねん!」と訴えた。
さらに、「人の力を借りているくせに、自分たちだけで生きているみたいな」と指摘。お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔(35)も「石垣島まで飛行機で行っているくせにね」とその流れに乗ると、松本は「そうそう! 飛行機で行ってるくせに。人の力をめっちゃ借りてるくせに!」と同意した。
司会の東野幸治(49)も「僕もあまり好きじゃない」と松本と同意見で、「自然な感じでメイクもせんのもいいんですけど、ちょっと頭をかわいく(バンダナなどで)巻いてるじゃないですか? そんなんすんなやと思うんですよね」と意見。これに対して松本は、「それは別にええわ!」「それはオシャレ」と同調せず、「そこまで言うたら、かわいそうや!」と高樹容疑者をフォローして笑いを誘った。
というのも、スローライフという言葉にちょっと問題があって文字通り解釈すると『自然と調和しながらゆったりと過ごして生活の質を高めようとする「スローライフ」』のイメージを抱く。【スローライフ】で検索しても前述のような意味が出てくる。
しかし、僕の様な生活を10年ほど続けていると解釈が変わる。効率・能率ではなく時間はかかってもいいから出来るだけ自然と調和した暮らしをするのがスローライフ。
つまり、同じ事をするのでも時間がかかってしまう選択をするスローライフは超忙しいのです。
「ゆったりと」という言葉は「スロー」によって導かれてしまった関係のない言葉と言っても過言じゃないと思える。
多くの人がイメージするゆったり優雅な方のスローライフは実はファッションスローライフだったのです!!・・・とまで言いたい。
例えばファーストフードって早い・安い・美味い。でもジャンクフードと言われてしまうほど身体に悪い。つまり自然との調和ではない。
スローフードってオーガニックだったり無化調であったり・・・つまり時間がかかっているのです。
例えば例えば紙おむつと布おむつ。
紙おむつ超便利。ファーストおむつです。でもゴミになるジャンクおむつ。
布おむつはスローおむつ。超面倒。ゴミは出さずに忙しさが伴う。
ところで僕はスローライフを標榜していないんだけど、他人からはスローライフに括られがちです。でね、スローライフに括られちゃう仲間が集まったことがあったのですよ。皆で盛り上がったのは「我々がいかに忙しいか」についてでした。優雅なイメージのスローライフとは貧乏暇なしなのでした。ちゃんちゃん♪
社会の恩恵を否定しているわけではないのです。人の力も借ります。選択基準が「自然との調和」なのであって、それは自らの選択が未来の世代の枷になってはいけないという思いです。そのために能率や効率、便利さを理解しつつ出来る限りは頑張ってみようという試みであるのです。そして人の力を借りつつもなるべく自己完結できるように心がけている。
・・・「自己満足」と言われれば全くその通り。だって、この先がどうなるかなんて分からん。それでも藻掻いていたい衝動に突き動かされ生きるのもいいかと。
そんなわけだから僕の仕事は相対的に見て遅い。本人的はスゲー速いんだけど!!
スローライフという言葉についての私見でした。
※逮捕された方の擁護でもないし、発言したタレントさん批判でも無いのであしからず。