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2009.04.29 Wednesday

妄想爆走族

ロックフェスが終わってやや魂が抜けてた。抜けた魂はどこを彷徨うのかといえば夢の中ね。よく寝てた。寝たくないのに。

自我を自分とするならば肉体や魂はまた別物で統制している時とばらばらに漂う時があるようです。

しかしロックフェスには若い女性がたくさんいたなぁ〜などと考えながら魂の回帰を促すといい匂いにつられて魂が戻ってくる。でもここ筆甫には全然若い女性がいないのだと悟られないようにしないとまた魂が昇天してしまうかもしらね。

ほんと同世代の300倍くらい若い女性を見もしない。話さないとかじゃなくて見つからない。そうここは限界部落VOCK工房である。ここではどんどん心が無垢になっていくかといえば逆で妄想爆走族の切り込み隊長である。心のアイパーに絡みつく様々な残滓が凝り固まる前になんとかせねばならぬ。この座り方足が痺れるし。

しかし東北は美人が多いような気がする。しかもくどくない美人。ロックフェスの会場でギラギラしてたら目の保養して疲労した。癒しと疲労を同時に感じさせるなんて恐るべし。いや、ギラギラ見なければいいのか。

妄想爆走族総長になる前に何とか打開せねばならぬと思いつつそんなことを言ってるのが妄想爆走族なんだよ、とセルフ突っ込みも出来るオレっす。

そうそう、今度猫飼うんだ。犬、猫、わたくしめの三匹家族になります。






↑本日アップしました。どうぞよろしく。


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2009.04.28 Tuesday

荒吐ロックフェス’09

週間予報に憂鬱な影を感じ、それは日増しに濃くなった。最初は土曜日だけの悪天候が土日へ、そして土曜日は大荒れといわれるまでに成長した。

その辺が荒吐(あらばき)ってだけの事はある。太陽と北風で言えば北風。皆レインウェアを纏って会場へ集った。(危ないので傘禁止)

しかし太陽もいるのだよ。雨の中白熱するステージ、会場のお客から湯気が上がっていた。そんな雨中の太陽はステージからから語りかける。

「裸になって何が悪い!!」

だってさ。何かと時事も絡めつつ音楽の素晴らしさを日常ではありえない大揺れ空気の振動を伴って感じることが出来た。

ところで僕はあまり盛り上がらない人だ。半分くらい悩みと言ってもいいしそうでもないともいえる。

実はライブは座って聴きたいと思う。時折目を瞑ってもいいと思う。そして出来ればライブの時のボリュームをもっと抑えて欲しいし手を挙げ叫ぶのも嫌だと思ってる。それが激しいロックでも。

当然それはアーティストに失礼に思われるだろうしファンにつまみ出されそうだから出来ないんだけど。

一見盛り上がってないようだけどそういう楽しみ方なんだけど分かる人いる?会場にも1%くらいいると思うんだけど。

野外ステージじゃそうも言ってられない。

ちなみに荒吐のステージ最前列は雨と熱狂で耕された地面が半ば沼になったそうな。そういう熱狂を体現した事が生まれてこの方無い。非常に羨ましく思うのだけどこれは生まれ持った性質の問題かね?どう見ても8歳くらいの子供が頭を振りまくっているところを見てそう感じざるえない僕がいるわけです。

まあ、楽しみ方は人それぞれ。ロックにしたってロックとは何かと明確に表現できないほどにそれぞれ。でも明らかに人生観そのものに影響を与える何かがあるとは思う。

僕は忌野清志郎やYO−KINGあたりに多大な影響を受けている。この人達がいなかったら今のような生き方は無かっただろう偉大な雄弁だ。

日本語の面白さは国語の授業よりはっぴいえんどに学んだように思うし、思春期のイライラはサニーデイサービスの甘ったるさが流してくれた。

そうそう、今回のフェスのオオトリが曽我部恵一(サニーデイサービス)だったわけで僕は痛く感動した。正直名だたる大物を押しのけてなぜ曽我部恵一なのか?と思ったけど良かったよ。良い曲は色あせず聴いていた当時に一瞬で戻してくれる。嬉し恥ずかしい感情を伴って。

いやー楽しかったよ。



感想はこの辺にして一応WILD−1のお手伝いで僕はロックフェスに行っていたのね。主な仕事はテント泊する人達でテントを張れない人々の手伝いをする。ペグ打ちハンマー片手に巡回するわけ。

でほんとに初めてテントを張るような人達が雨の中四苦八苦している。バックもシュラフもびしょびしょにして頭の上に「?」マークをいくつも瞬かせ困っている。助けちゃる!!って。

誰だってやったことが無ければ分からなくて当然なんだけどテントの下に銀マットをひいたりフライシートや骨組みポールを忘れたりとまあ凄かった。立ててからも「浸水が酷いんです」って行ってみればフライシートと本体がぴったりくっついているような状況で、そりゃそうだろうなぁと。

それからテントの形をしたテントを知らない人が設計したとしか思えないホームセンター等で手に入る激安テントはどうにもこうにも構造が間違ってるから手の施しようが無い。晴れていて風がなければそれでもいいのだろうけど。

何人もの人が極寒の夜を過ごした事と思います。多少は救えたのかな?春はまだ寒いよ。


WILD−1の物販スペースにはこれだけ雨の予報であったにもかかわらず雨対策を怠った猛者が猛者を辞める為にやって来る。ポンチョやレインウェが良く売れた。


物販スペース


後に見えるのはメインステージ

二日間のロックフェスを終えた頃ようやく星が瞬いた。遅いよ、と。

後片付けをして家にたどり着いたのは夜中の3時。翌朝7時から地域の交通指導のため街頭に立たねばならぬ。ここ一番の雄叫びは翌朝6時半に響いたのであります。

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2009.04.23 Thursday

一輪挿し

一輪挿しにするなら切り口は鋭い方が良いらしい。通りがかりの居合いの達人にでも頼んでスパッと切って貰ったらいい。っても江戸時代以前と違って今は確か刃渡り9cmを越す刃物を携帯するだけで銃砲刀剣類所持等取締法、略して銃刀法でしょっぴかれちゃう。一輪挿しには不遇な時代です。

そんな事は無いか。

一輪挿しって言葉からして小粋な感じがしてよろしい。直接的に花って言葉を使わない事でおこる間の美しさであると思う。

それからあまり関係ないけど風に舞う一枚の花びらを一言で「一片(ひとひら)の花」と表すのもまた小粋だなぁ。

それらを小粋を粋にしてしまうのがVOCKの一輪挿しだなんて大きい声では言えない。だってほら、自画自賛は生意気でしょ。

でも、まあ、僕、商売だし、その辺は誇大に伝えたいくらいなもんなのよ。











延寿の木で作った。という事は…切り口雑でも花が長生きする気がする。なにせ延寿だぜ。

それにしたってきっとこんなヘンテコな一輪挿しを作るのはきっとVOCKだけ、とこれまたヘンテコな自負を持った現在井の中の蛙状態。まあヘンテコでも自信があるほうが良いじゃない。



これはさっき出来たばかりのもうちょっとシンプルなやつ。

ついでなので







昨日掲載したものに紐を通したやつ。


週末はロックフェスで現時点で雨風強く大荒れだって予報を確認。逆境を楽しめるようになると人生は輝かしい。僕はもう達観したよ。楽しみましょう。

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2009.04.22 Wednesday

週末晴れろ!!

さて、週末はARABAKI ROCK FEST '09なんだが現時点の予報では週末だけ天気悪いみたい。

眼鏡かけている人は雨に弱いんだよ。レンズにに水滴がつくと視界が…。僕は気にするねぇ。拭くと広がるし。あたふた。

まあまだ予報は覆るだけの間があるから出来たら好転する事を望む。



ちょっと今までに無いくらいシンプルな物を作った。シンプルなものは負けって意識があって封印していたんだけどそういうの欲しい人もいるしなぁ、と。頭は柔らかい方がいい。豆腐の角に頭ぶつけて脳挫傷ってのも儚くて涙も出ない。

上の段三つと一番右の物では50倍くらい使う神経と手間が僕にとっては違うのよ。だけど値段は5倍くらいに抑えるよ。そう聞くと超安い気がするね、買った方が良いよ。ちなみにシンプルシリーズは2千円台半ばを予定。

(※勘太郎さんからの注意:だったらシンプルシリーズを50分の一の値段で売れって考えちゃ駄目だ!!そういう問題じゃない。「そういう」ってのは大人の事情だ)


ところでこのARABAKIが終わると今度は5月6日にWILD-1太白店で実演販売をやる。ARABAKI ROCK FEST ’09ではたぶん僕は販売ブースにはほとんどいない。販売は他の方に任せて他の仕事をしているはずなのでお客さんとはあまり会話できないんじゃないと思う。5月6日の実演販売の方でうって変わってコミュニケーションを取れると思いますので良かったらおいで下さい。

ちなみにWILD−1のHPで以下のように紹介されている。


◆5月6日(水)『手作り木製クライミングホールド&アクセサリーVOCK 実演・即売会』
時間:10:00〜20:00
場所:ワイルドワン仙台太白店駐車場

今巷で人気沸騰中の丸森在住VOCK 長谷川氏が来店!クライマーのみならず、多くのファンを獲得しております。そんなVOCKが皆様の目の前で実演し、その場で販売もいたします。ぜひこの機会をお見逃しなく!


人気沸騰中らしいよ。知ってた?どうぞよろしく。


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2009.04.18 Saturday

彩度高め

雨後の晴天は彩度高め。眩しい。


これは筆甫のウバヒガン桜。樹齢650年の怪物桜。


横に立つとその幹の太さは圧巻。花のピークは過ぎておりました。






近隣の花々。僕は花の名前には疎い。なんでしょ。


一輪挿しも掲載



もう2〜3作ろうと思う。


今日は昼過ぎから砂場ボルダーへ行ってきた。


この課題ようやっと一手目のスローパーを止める事が出来た。でもその後もむずかった。一歩前進の敗北。かなりいい。


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2009.04.17 Friday

BRUTSに!!!!!!

お客様口コミ情報より。

皆様、今月のBRUTSをくまなくよく見るとVOCKのホールドが載ってるぞ。詳しく言うと4/1号の173ページらしい。

僕は未読だけどとりあえず読者アンケートの葉書があったら「木のクライミングホールドみたいなのがあってすごく気になりました。今度特集を組んでください」って書いてくれ。

とにかく小さいしVOCKとも紹介されていないのであれだけども今後あらゆるシーンで「BRUTSにも載ったし」って言う僕をうざがらないように。

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2009.04.16 Thursday

今日は色々アップした


久々に出したね。これは大作。ガラスもお高い物を入れさせていただきました。なのに写真撮る前にきれいに拭かないからちょっと油膜が…。ご愛嬌。


こちらはお馴染みホールドネックレス。


そしてノーマルネックレス。

んでんで







リアルホールドでございます。

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2009.04.15 Wednesday

サイケな優しさ風味だってさ

昨日、今日とお米の苗作りをした。これも三年目なのでいい加減勝手が分かってきて作業がはかどる。

何も分からない一年目、段取りが分かる二年目、それぞれの意味が分かってくる三年目。それぞれに面白い。

ところで僕はどうもパンフにもHPにも記した『身土不二(しんどふじ)』の意味を間違って捉えていたよう。

身体と土は二つにあらずで生命と土の密接な関係を表す言葉。土から生まれた生命はいずれ朽ちて土に帰る。ゆえに汚れた土は生命を生み出せないというような土を軸に生命が循環する事を指している言葉だと思っていたのね。

そしたらどうも住んでいるその土地で旬な食べ物を食べる事が体にとって一番良い事だって意味らしい。

本来は仏教用語でその場合は「しんどふに」と読み因果応報的な意味合いだって。

あれだな、拡大解釈すれば因果応報の意味とその土地の旬な食べ物を食えってのをあわせたような意味合いで大きく間違ってはいないからいいのではないか。なんて。

この様に意味を知る事で恥をかく事もあれば恥をさらして吹っ切れる人もいる。生命の根源は土で生命の行き着くさきも土!!その辺は間違ってないと思うよ。

そしてその土が生み出した素材を加工するのがVOCK。



サイケデリックさをかもし出しつつ自然色ゆえにサイケデリックにはならない優しさ風味。と作者はのたまっています。

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ところで今週の土曜日に牧場ボルダーか砂場ボルダーか行こうと思うんだけど誰か行かない?案内します。
2009.04.12 Sunday

ARABAKI ROCK FEST '09

ARABAKI ROCK FEST '09で出店することになりました。

今月の25日、26日です。

予定していた定禅寺ストリート杜の都アート展は楽しみにしてくださっていた方がいましたら申し訳ありませんが今回は見合わせます。

ちなみにロックフェスの出店はお世話になっているWILD-1の片隅に出させてもらう予定です。それから僕はWILD-1の方のお手伝いスタッフで行くのであまりゆっくり売っているような状態ではないようです。

WILD-1繋がりでもう一丁。5月6日にWILD-1太白店で朝から晩まで実演販売させていただきます!!こちらもどうぞよろしく。


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2009.04.11 Saturday

砂場の外と森林レストラン

今日は砂場ボルダーへ。

ブログを読んで名取からもクライマーがやって来てくれた。

そして今日、大発見をした。遭難ついでにボルダーを発見。


左カンテと中央にラインがある。特に中央は面白そう。苔掃除が必要。


低いけどたぶん面白い。


お掃除中。スラブとフレークがある岩。フレークラインは初心者に。スラブはいい具合にホールドが乏しく良い課題が出来た。


ワイドクラックがあるボルダー。右の岩、左の岩としてみての課題も面白い。さらには左にある一見しょぼい岩のシットダウンスタートが一番難しい上に面白い。


さらにエリアして充実してしまった。砂場ボルダーって名前つけたのに森の中にもあるじゃんって事で砂場の外なのですべり台ボルダー、水飲みボルダーなどと公園にあるものの名前をつけた。

さらには笠松ボルダーにある俺さんの課題「小さな命」をぱくった課題名「もっと小さな命」なる課題も。







小さな命はホールドから生えている木の芽がある課題。これはもっと小さな木の芽が生えてきている課題。俺さん、ぱくったので是非登りに来て下さい。こっちの課題は終了点に芽があるので芽をこすってから乗り越えて完登だとか。なんのこっちゃ。

スラブ課題のリップにデットの卍さん

スラブ課題だけど立ち込みからのデットでリップをつかむ。足が抜けそうで怖い。


とまあ色々課題がひけました。

それからこの岩場の最大のメインであるハイボールのカンテライン。スタートホールドが欠けて無理になったかもとお伝えしたけども別ムーブ解明。ただそれで今日は指皮に穴空いてまたおあずけ。



色々素晴らしい砂場ボルダーだけど別の種類で素晴らしい事。実は今日の昼飯はレストランで食べた。

このボルダー下山に三分くらいしかからない。三分で車で車で五分でひっぽ森林のレストランがある。僕の密かな目的である僕の住む筆甫活性化作戦。来てくれたクライマーをこういうところに連れて行くってのも良いなぁと思っていたの。

それにしたってボルだリングをやりに来てレストランで昼食を食べるってなんかすごいことのような気がしない?


こちらひっぽ森林のレストラン。


あぐだもぐだカレー。これに三種類のおしんことヤーコン団子の入ったお吸い物がついて850円です。大変美味しかったです。

もっと安メニューもあるよ。でも「もり膳」1000円というのが地元民勘太郎君のオススメです。1000円でこんないろんな種類食べれんのかよ、と驚く事請け合いです。

砂場ボルだーを訪れたら是非森林のレストランへ足を伸ばしてみてください。

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